保定装置(リテーナー)の種類

保定装置(リテーナー・矯正治療後に歯を安定させるための装置)の種類

(1)ベッグタイプ

よく使われるリテーナー。歯列全体を取り囲み、しめつけるためのワイヤーがついている。抜歯矯正治療後によく使われる。

(2)ホーレータイプ

これもよく使われるリテーナー。前歯を主に取り囲み、設計はいくつかの種類がある。主に非抜歯矯正治療後によく使われる。

(3)スプリングリテーナー

後戻りしやすい下顎前歯によく使われるリテーナー。とてもコンパクトで使用感がよい。後戻りした前歯をきれいに並べるような矯正力を与えるリテーナー。

(4)トゥースポジショナー

ワイヤー矯正治療後の「軽度の歯列の乱れ」を修正ができる装置で保定装置としても使用できる。シリコンでできている。

(5)インビジブルリテーナー

歯列全体を覆うリテーナー。透明な薄いシートでできているため、審美性がよく、日中も使用できる。噛みしめ等の力によって破損しやすい。

(6)フィックス タイプ

前歯の裏側に使用される、歯に直接接着する保定方法。一般的に長期間、着けていることが多い。